衣類を売るなら ここに注意です。
衣替えの季節になると
クローゼットの中をせーんぶひっくり返して徹底的に入れ替えたくなる人と、
とりあえずこれからのシーズンに使うものだけを入れ替える人と、
その人の性格が出るパターンがあると思います。
毎日着ていると気にならない 毛玉や シミ汚れなどは、
一年経って 客観視すると、急にダメダメに見えたりします。
好みが変わったり体形が変わったりで、
もう着なくなった洋服の処分をかんがえると、
● 資源回収に出す
● 古着屋に売りに行く
● リメイクに使う
なんかでしょうか・・?
いっその事 売りに出してみようかと、一切合財古着屋に持ち込んで
二束三文にしかならなくて がっかりしたことがあるかもしれません。
ほとんどのリユース店では、
よほどのことがない限り洗濯をして服を販売することはありません。
よほど高価なブランド品か
なかなか手に入らないレアな品物ぐらいしかクリーニングに出したりすることはありません。
古着屋に共通するあの独特のにおいが、そこが原因なんでしょうねー。。
膨大な量の服を洗濯しなおして販売するには、
作業時間的にもコスト的にも厳しいので、
服の買取をするときには、出来るだけきれいな状態を選びます。
しばらくしまって置いた衣類は、
ちゃんと洗濯して収納したのに、シミや黄ばみが強くなっている事があります。
黄ばみの原因は、いつもの洗濯では落としきれない
繊維の奥に蓄積された汗や皮脂の汚れ。
もう一度洗いなおしてみたら、
黄ばみが薄くなって綺麗になったってこともよくあります。
汚れに気がついたなら、せめて洗濯をしなおしてから売りに出した方が
値段がつきます。
ただし、
80年代・90年代 に流行った服とかで、
クリーニングに出した後クローゼットにずっとしまって置いた服などは
結構しみや虫食いなどがあって値段が付かないものもあります。
最近洗濯したものって所が重要ですね。
破れていたり、においのキツイ物 も嫌われがちです。
毛玉も、出来る限り取ってから売りに出した方が値段が付きますよ。
古着は何にリサイクルされるか 知ってる?
中古衣料品は自治体回収などに出すと、
今でも一枚一枚 人の手で選別・仕分けをされています。
「故繊維選別業者」というお仕事があって、
古くは120年も前からある会社もあるんです。
集めてこられた中古衣料品は丁寧に選別されて、
再び繊維に再加工されるもの、海外の中古衣料品として、
また工場でのふき取り清掃作業用として使われる、ウエスに再生成されます。
最近は化学繊維や合成繊維、
ナイロン混紡、アクリル混紡と、繊維製品の多様化で
人手の選別は種類が膨大でとても大変です。
家庭でのタンス整理、古布処分にはほんと、
ありがたいお仕事ですよね。
(^^)/
使用済みの布製品は、
良心的に無料で引き取ってくれるリユースショップもありますが、
基本的にはそのお店で売れないと判断されると、
ほとんど買い取ってくれるところはありません。
海外出荷用として
10円/㎏や、洋服一枚5円などのサービスを提供しているリユースショップもありますが、使用済みのタオルやシーツ・カーテンや毛布などは買い取り対象外になることがほとんどです。
濡れたもの、汚れを落としていないものは、
いずれも引き取ってくれないことはおぼえておいてくださいね。
(>_<)
*1:+_+
リユース リサイクルって?!
リユース リサイクルという単語はよく耳にすると思います。
リサイクルもリユースも「ごみを出来るだけ出さない」という
考え方。
でも
意外と本来の意味とちがう使い方をしている人が多いんです。
(;^ω^)
リサイクル は 形を変えて再度利用することです。
自治体回収の資源とか、
段ボールから再生紙を作ったり、
ペットボトルからフリースジャケットを作ったりするのが、
リサイクル。
リユース は そのままの形のまま再利用することです。
おさがりの洋服を、友達の弟にあげるとか、
ヤフオク、メルカリ、フリーマーケットに出品する、
古着屋に売りに行くなどが、
リユース。
リサイクル は 服のサイズを 今の体形に直して着れるようにすることも、
洋服を カバンや小物に作り直すことにも使われます。
いずれにしても、物を大事にする心からの発想ですよね。
もともとは、気に入って買ったハズの洋服も、
時間とともに流行りの形ではなくなったりして、
タンスの肥やしになっていきます。
なまじ高額で手に入れたものだったりすると、捨てるのがもったいない。
そんな時に活用できる
リユース リサイクルのあれこれを考えてみようと思います。